LP制作

AIにLPを作ってもらう前に!最初に決めておきたい7つのこと

AIに、

「この商品を売るLPを作って!」

とお願いすると、驚くほど簡単にページを作ってくれるようになりました。

文章を書いてもらったり、HTMLやCSSを作ってもらったり、画像まで生成してもらったり。

以前なら専門的な知識が必要だったLP制作も、かなり始めやすくなっています。

でも、ここでひとつ注意があります。

AIにいきなり「LPを作って」とお願いするだけでは、思っていたページにならないことがあります。

「なんだか違う……」

「文章が勝手に変わっている!」

「パソコンではいいのに、スマホで見ると崩れている!」

そんなことも珍しくありません。

そこで今回は、AIを使ってLPを作り始める前に決めておきたいことを、7つに分けて紹介します。


そもそもLPって何?

LPは「ランディングページ(Landing Page)」の略です。

広い意味では「最初に訪れたページ」を指すこともありますが、Web制作では一般的に、

商品やサービスの紹介から、申し込み・購入・問い合わせなどにつなげるためのページ

という意味で使われることが多いです。

たとえば、

  • オンライン講座への申し込み
  • セミナーへの参加
  • 商品の購入
  • 無料体験への申し込み
  • 資料請求

などですね。

普通のWebサイトには「会社概要」「サービス」「お問い合わせ」など、いろいろなページがあります。

一方、LPは基本的に、

1つの商品・サービスについて、縦長の1ページで詳しく伝える

という作り方がよく使われます。


1.最初に「誰に見てもらうLPなのか」を決める

AIにLPを作ってもらうとき、最初に決めたいのがターゲットです。

たとえば、

「英会話教材のLPを作ってください」

だけでは、まだ情報が足りません。

英会話を勉強する人といっても、

  • 中学生
  • 大学生
  • 海外旅行に行きたい人
  • 仕事で英語が必要な人
  • 英語を学び直したい60代

では、ページの雰囲気も文章も大きく変わります。

そこでAIには、

60代以上で、英語をもう一度勉強したい初心者向けのLPです。

のように伝えます。

これだけでも方向性がかなり明確になります。

年齢だけで決めなくてもOK

ターゲットというと、

「30代男性」

「50代女性」

のように考えがちですが、それだけではありません。

「どんなことで困っている人なのか」

を考えるのも大切です。

たとえば、

PHPを勉強し始めたけれど、エラーが出ると何をすればいいのか分からない初心者

これも立派なターゲットです。


2.LPを見た人に「最後に何をしてほしいのか」を決める

次に重要なのがゴールです。

ページを最後まで読んだ人に、何をしてほしいのでしょうか?

たとえば、

商品を購入してほしい。

あるいは、

無料体験に申し込んでほしい。

ほかにも、

LINEに登録してほしい。

というLPもあります。

この「最後にしてほしい行動」を最初に決めておきます。

これをWebマーケティングでは**コンバージョン(CV)**と呼ぶことがあります。

難しく考える必要はありません。

このページを見た人に、最終的に何をしてもらいたい?

と考えればOKです。


3.原稿を勝手に変更していいのか決める

これはAIを使ったLP制作で、かなり重要なポイントです。

完成済みの原稿をAIに渡して、

この文章でLPを作ってください。

と頼んだとします。

するとAIが、

「読みやすくしておきました!」

と文章を短くしたり、見出しを変えたりすることがあります。

ありがたい場合もありますが、

完成済みの原稿だった場合は困ります。

特に仕事としてLPを制作していて、クライアントから支給された原稿だった場合、

文章を勝手に変更しない

ことが重要になる場合があります。

そんなときは、最初から明確に指定します。

支給した原稿は変更しないでください。
文章の追加・削除・要約をせず、そのまま使用してください。
HTMLとCSSによるデザイン・レイアウトのみ行ってください。

これだけでも、かなり違います。

逆に文章も考えてほしいなら、

見出しや文章についても改善案を提案してください。

と伝えればOKです。


4.いきなりHTMLを書いてもらわない

ここもおすすめです。

AIに、

LPを作ってください!

とお願いして、いきなり数百行のHTMLとCSSを作ってもらう。

これでも作れます。

でも、完成してから、

「なんかイメージと違う……」

となると大変です。

そこで先に、

まずコードは書かず、ページ全体の構成を提案してください。

とお願いしてみましょう。

たとえば、

ファーストビュー
↓
こんなお悩みありませんか?
↓
このサービスで解決できます
↓
サービスの特徴
↓
利用者の声
↓
料金
↓
よくある質問
↓
申し込み

こんな設計図を先に作ります。

これなら、

「料金はもっと上にしよう」

「利用者の声はいらないな」

など、簡単に修正できます。

構成が決まってからHTMLを作れば、大きな作り直しを減らせます。


5.PCだけではなく「スマホでどう見えるか」を考える

LP制作ではスマートフォン表示がとても重要です。

PCでは横幅が広いので、

左に文章、右に人物写真

というデザインがきれいに見えることがあります。

ところが、そのままスマートフォンにすると、

「人物がほとんど見えない!」

「文字と顔が重なった!」

「ボタンが画面からはみ出した!」

なんてことがあります。

そのためAIに依頼するときも、

PCだけでなくスマートフォン表示にも対応してください。

と伝えておきます。

これをレスポンシブ対応といいます。

さらに、

スマートフォンでは文章→画像の順に縦並びにしてください。

など、具体的に伝えるとさらに安定します。


6.LP全体を1枚の画像にしない

画像生成AIが便利になったことで、

「LPそのものを画像として作ればいいのでは?」

と思うかもしれません。

もちろん、デザイン案を考えるために画像生成を使うのは便利です。

ただし、実際のLPを巨大な1枚の画像だけで作る方法はおすすめできません。

文章を修正したいだけなのに画像を作り直す必要がありますし、スマートフォンへの対応もしにくくなります。

基本的には、

文章 → HTML

レイアウト → CSS

写真・イラスト・背景 → 画像

と役割を分けて考えると分かりやすいでしょう。

画像生成AIには、

「ファーストビューで使用する背景」

「商品を利用しているイメージ写真」

「セクションに使うイラスト」

など、LPに必要な素材を作ってもらうイメージです。

この方法なら、あとから文章だけ変更することも簡単です。


7.完成したら必ず自分で確認する

AIが、

「完成しました!」

と言ったからといって、本当に完成とは限りません。

ここが最後の重要ポイントです。

実際にページを開いて確認しましょう。

特にチェックしたいのは、

  • PCでレイアウトが崩れていないか
  • スマートフォンでも読みやすいか
  • 文字が小さすぎないか
  • 画像から人物などが不自然に切れていないか
  • ボタンを押せるか
  • リンク先が正しいか
  • 申し込みフォームが動くか
  • 誤字脱字がないか

などです。

そして可能なら、

実際のスマートフォンでも確認してください。

PCのブラウザを細くして確認するだけでは気付かない問題が見つかることもあります。


AIは「LPを作る人」ではなく「一緒に作る相手」と考えよう

AIを使えば、HTMLやCSSをほとんど知らなくてもLP制作を始められるようになりました。

でも、

「AIに全部任せれば完成!」

というより、

「AIと相談しながら少しずつ完成させる」

と考えた方がうまくいきます。

おすすめの流れは、

① 誰向けなのか決める
→ ② LPの目的を決める
→ ③ 原稿を用意する
→ ④ ページ構成を考える
→ ⑤ AIにHTML/CSSを作ってもらう
→ ⑥ PC・スマホで確認する
→ ⑦ 問題があればAIと一緒に直す

です。

最初から完璧な指示を書く必要はありません。

まず作ってみて、

「ここの文字をもう少し大きくしたい」

「スマホでは画像を上にしたい」

「この部分だけ背景色を変えたい」

と、少しずつAIに伝えていけば大丈夫です。

まとめ

AIを使えば、LP制作のハードルはかなり低くなりました。

ただし、AIに「LPを作って」と伝えるだけでは、自分が思い描いていたページになるとは限りません。

特に最初は、

「誰に」「何を伝えて」「最後に何をしてもらうのか」

この3つを意識してみてください。

そしてAIが作ったものを、そのまま公開するのではなく、

最後に人間が実際に触って確認する。

ここまで含めてLP制作です。

次回は、LPを開いたとき最初に表示される重要な部分、

「ファーストビュー(FV)」

について詳しく見ていきましょう。

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